鍼 灸 Q  A


鍼って痛くないの?

どんな鍼を使うの?沢山刺したり深く刺したりするの?

はい、想像されている注射のような痛みはありません。

 用いる鍼も太さが0,1mmという極細ディスポーザブル鍼(使い捨て)で、

深くても1~3mm程しか刺さないので無痛に近い感覚で受けて頂いております。

 鍼の本数は全身でも6~10本程の少ない本数で治療を行います。

( 基本的に少ない本数で深く刺さない浅鍼の治療を行います )

治したいけど刺される事に抵抗がある方にはお子様が使われるような鍼先が丸くなった刺さない鍼、優しい鍼を用いますのでその際はご予約・治療前にお申し付けください。




灸は熱かったり跡が残ったりはしないの?

匂いは残りますか?

はい、跡が残るような熱い灸は致しません。

昔よくあった灸を焼きつくし跡に残るような治療は行っておりませんので患者様には

安心して受けて頂いております。

また、匂いが苦手な方には匂いが殆どしない炭灸などを用いますのでお申し付け下さい


鍼灸治療で気胸や麻痺が残ったり癖になると聞いた事がありますが大丈夫なのでしょうか?

 

はい、大丈夫です。

上記に書いてるように深く刺したり本数も少ないのでそのようなリスクは一切ありません。また、鍼の本数が増えたり強い刺激を与えることもないので癖などもありません。


経絡治療って何ですか?

古来から用いられている伝統医学特有の1つの技法で、局所的な筋肉をポイントとした治療法ではなく経絡という365以上あるツボの流れを利用し、

全身の不調を整えることを目的とした治療法です

 

 

鍼灸治療にはどんな効果がありますか?

鍼灸はWHOも認める医療であり日本以外でも60ヵ国以上において用いられております実際に欧米では健康医療・代替医療として位置づけし、日常的に利用されております。鍼灸による効果を以下に載せておりますので是非、ご参照下さい。


 

どれくらい通うのでしょうか?

症状にもよって異なりますがインフルエンザなどの高熱やギックリ腰などの急性症状

では3回ほどで改善します。重い慢性症状でも3週間~4週間を1クールとした計画を立て、症状の改善をする治療をしておりますので1度ご相談下さい。


 

美容鍼灸・経絡美顔マッサージを受ける時はメイクを落としますか?

基本的には落としません

ただ、施術をするポイントは衛生管理上消毒を行います。

治療後にはお直しをすぐして頂けますのでご安心下さい。

 


予約をしないと受けられないのでしょうか?

はい。往診(出張)で不在にしていることが御座いますので予約を取って頂きます。


このHPにあるメニューしかないのでしょうか?

いいえ当院ではなるべく患者様のご希望にお応え出来るようなオリジナルのメニューも組ませて頂きますのでご予約や治療前にご相談下さい。

 

 

 

世界保健機構( WHO )鍼灸適応疾患

WHOにおいて鍼灸がどんな症状に効果があるかを発表した表です。

一例ですがご参照下さい


 

分  類                  疾 患 名

運動器系

 

   関節症、リウマチ、頸肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、腰痛

  外傷による後遺症(骨折、打撲、むち打ち、捻挫)

 

神経系

 

   神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、

  不眠、めまい、神経症、ノイローゼ、ヒステリー 

 

消化器系

   胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)

  胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔

 

呼吸器系

 

   気管支炎、喘息、鼻閉

 

循環器系

 

   心臓神経症、動脈硬化症、高血圧、低血圧、動悸、息切れ

 

代謝内分泌系

 

   バセドウ病、糖尿病、痛風、脚気、貧血、生殖・泌尿器疾患

   膀胱炎、尿道炎、性機能障害、閉尿、腎炎、前立腺肥大、陰萎

 

婦人科系

 

   更年期障害、不妊、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、血の道

 

小児科系

 

   小児神経症(夜泣き、寒虫、夜驚、消化不良、食欲不振・・・)

   アレルギー性湿疹、夜尿症、虚弱体質

 

 眼科系

 

   眼精疲労、仮性近視、結膜炎、モノモライ

 

耳鼻咽喉科系

 

   中耳炎、耳鳴、難聴、メニエール病、鼻出血、鼻炎

  蓄膿、咽喉頭炎、扁桃炎

 

も上記の表はあくまで国際基準として提示されているものであり日々の進歩により上記以外にも効果が認められております。(認められる効果が増えております)

上記以外の疾患でお困りの方はご予約ページにある相談内で1度ご相談下さい。

伝統鍼灸医学は紀元前(BC403~BC221の)初漢の時期に(現在の中国)王への治療の際に用いられた伝統ある治療の1つでその頃から理論化されていたと考えられています。更に後漢(25~220)の時代には学術的なものに体系化され、体の表面と内蔵の関係をまとめた「経絡経穴(けいらくけいけつ)」をはじめとして、体の機能や病気の成り立ち(健康…未病…病気)についての考え方、鍼灸独特の診断法や治療技術などの伝統的な鍼灸の基本が出来上がり、現在行われている鍼灸治療においても伝統的に受け継がれ用いられております。 学術では古代中国の自然哲学の「陰・陽」、「虚・実」、「気・血・水」、「五行」などの考え方で整理されているために、現代医学の理論とは異なったものです。